要約
本記事の DIY は自己責任でおこなっています。
この記事の内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
DIY でサンワサプライの 100 インチプロジェクタスクリーンを壁掛け吊り下げ設置した方法をご紹介します。なにかの参考になりましたら幸いです。
「STAND BAR」と「カラーアーム(アイアン)棚受け」で壁掛けブラケットを DIY し、スクリーンを吊り下げました。
「STAND BAR」は賃貸利用 OK とのことです。詳しくは公式サイトをご確認ください。
●収納に悩まない生活を始める。
壁一面に収納があったら・・・
収納に悩まない生活は誰もが憧れますよね。でも実際に壁一面の収納を購入するとなると、とても高額になってしまったり、部屋が狭く見えてしまったりと、気になる点も多くあります。STAND BARで壁面収納を作るなら、市販の家具よりも格段に安く抑えることができます。また、足元をスッキリさせることができるので圧迫感のない部屋に仕上げることができます。もちろん原状回復も可能なので、賃貸にお住まいの方でも気軽に取り組むことができるDIYです。
2022 年に設置済みであるため、現在の設置後のイメージと作業内容のご紹介となります。
ディアウォールを利用する方法も検討しましたが、以下の理由で採用しませんでした。
- それなりにスペースを使う
- 照明のスイッチと干渉する
- 見た目をもう少し良くしたい
環境
スクリーン本体
サンワダイレクトで 2022/2 月に 16,300 円で新品購入しました。
サンワサプライ : プロジェクタースクリーン 100-PRS019
(100インチ・吊り下げ式・天井・壁掛け・ホームシアター・スロー巻き上げ式・16:9)
壁掛けブラケット用のアイテム
STAND BAR 4
購入当時は近所の DCM で 1,000 円未満で購入しました。
Amazon の商品説明では「賃貸でも使える!」と説明されています。
AP-3027A|STAND BAR 4
2024 年 8 月時点では、Amazon で 1,036 円で販売されていました。
2 × 4 材
20 cm のものを 2 個用意しました。自宅にのこぎりと、余っていた資材があったので切断して作成しました。
2024 年 8 月時点では、近所のビバホームで 6 フィートが 2 × 4 材は税込み 547 円、 1 × 4 材は税込み 347 円で売られていました。
のこぎりはダイソーでも取り扱っているようです。
カラーアーム(アイアン)棚受け
カラーアーム棚受けにスクリーンの両端を引っかけます。
2024 年 8 月時点では、近所のビバホームで税込み 1,518 円で売られていました。
マルカンボルト
棚受けの先端に穴がありましたので、そこを通るマルカンボルトを利用しました。
2024 年 8 月時点では、近所のビバホームで税込み 50 円前後で売られていました。
リングキャッチ 3.5mm
マルカンボルトとスクリーンに付いている U 字型金具をリングキャッチで連結します。
2024 年 8 月時点では、近所のビバホームで税込み 250 円で売られていました。
リメイクシート
2 × 4 材 を壁の色に併せるために自宅に余っていたリメイクシートを貼りました。
2024 年 8 月時点では、近所のダイソーで税込み 110 円で売られていました。
ホワイトがいくつかあるので以下のリンクのもと同じものであるかは不明です。
壁掛けブラケットをDIY
最重要事項は設計
スクリーンの落下は絶対に避けたいので、スクリーンの重量よりも 3 倍以上の耐荷重のパーツを選定しました。
壁とスクリーンの距離を検討します。スクリーンを引き出したときにテレビ台と干渉しない距離を確保します。
以下のような完成イメージで検討しました。
スクリーン収納時
スクリーン引き出し時
各種の採寸は慎重に実施しました。
STAND BAR の公式サイトを確認するとパーツを壁に取り付けると 1cm 程度の厚さとなるようでした。
公式サイトのサイズ表です。
STAND BAR は 1 × 4 材 で利用可能です。
今回は壁とスクリーンの距離を検討の結果、2 × 4 材 で距離を増やすことにしました。
2 × 4 材にカラーアーム棚受けを取り付け、スクリーンを引き出した状態をイメージします。その際、マルカンボルト取り付け穴の位置も考慮します。
カラーアーム棚受けのサイズは奥行 30cm、高さ 15cm を選定しました。
設置結果
ブラケット 右側
ブラケット 左側
正面からの全体像
※ テレビはブラビアの 55 インチです。
費用(2024 年 8 月時点)
2024 年 8 月時点では、3 万円以下で設置可能な見積もりとなりました。
※設置当時は 2.5 万円以内に収まっていると思います。
スクリーン本体 | 21,980 円 ※送料別 ※ 送料は沖縄県の場合で 2,200 円 |
STAND BAR 4 | 1,036 円 |
2 × 4 材 6 フィート | 547 円 |
カラーアーム(アイアン)棚受け 2個 | 3,036 円(1,518 円 / 個) |
マルカンボルト 2個 | 200 円未満(60 円前後 / 個) |
リングキャッチ 3.5mm 2個 | 500 円(250 円 / 個) |
リメイクシート | 110 円 |
合計 | 29,609 円 |
まとめ
- DIY で自宅に 100 インチプロジェクタスクリーンを壁掛け吊り下げしました。
- 壁掛けブラケット用のアイテム
スクリーン本体
STAND BAR 4
2 × 4 材
カラーアーム(アイアン)棚受け
マルカンボルト、リングキャッチ
リメイクシート - 2024 年 8 月時点では予算 3 万円以内でした。
- 利用から 2 年半程度経過していますが、いまのところ異常はありません。
また、最低でも月に 1 度程度は壁掛けブラケットに異常がないか点検を実施しています。 - 設置後の修正は大変と思われるので、慎重に設計を実施しました。
本記事の DIY は自己責任でおこなっています。
この記事の内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
予算 7,500 円でプロジェクタ用の壁掛け天吊り棚を作成していますので、あわせてご参照いただけますと幸いです。
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