縦滑り出し窓にスポットクーラーのダクトはどう通す?1,200円で解決した自作パネルの作り方
市販の窓用パネルが使えない「縦滑り出し窓」に、どうやってスポットクーラーのダクトを通すか悩んでいませんか?
この記事では、アイリスオーヤマのポータブルクーラー(IPA-3523G)を使っている筆者が、予算1,200円で「窓用ダクトパネル」を自作した実例を紹介します。
使ったのは、ホームセンターでも手に入る「プラダン」と、100均で買えるファスナーテープなどの身近な材料だけ。虫の侵入や雨天での使用にも配慮した設計で、同じ悩みを持つ方にとって再現しやすい内容です。
写真付きで手順を詳しく紹介しますので、DIYで快適な夏を過ごしたい方はぜひ参考にしてください。
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設置に使用した環境
縦滑り出し窓と網戸の構造
- 窓 : 縦滑り出しの外開き
- 網戸 : 横引きロール網戸
- 開閉部のサイズ
高さ : 約 152cm
幅 : 約 46cm

使用したスポットクーラー (アイリスオーヤマ IPA-3523G)
- メーカー : アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
- 製品 : airwill(エアウィル) 2023 年モデル
- 型番 : IPA-3523G
ポータブルクーラー IRIS OHYAMA air will IPA-3523G のラフなレビューは以下をご参照いただけますと幸いです。
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自作に使った材料と費用
- プラダン : 896 円
約 4mm x 910mm x 1820mm - ファスナーテープ(面ファスナ、ベルクロ) : 110 円

- 自宅にあったもの
養生テープ、100 均で購入したフロアクッションの端切れ
DIY|窓用ダクトパネルの作り方
プラダンの裁断とダクト穴の加工
プラダンを裁断 : 高さ 152cm x 幅 46cm

プラダンにダクトの接続口用の穴:高さ 14cm x 幅 20cm を開け、接続口を養生テープで雑に接続しました。

プラダンがダクトパネルの形になりました。
ファスナーテープでの取り付けと補強
窓へのダクトパネルの取り付けはファスナーテープを使います。
取り付け後、外からの風を受けてダクトパネルが浮き上がらないように、ファスナーテープをいくつかの場所に配置します。写真に写っていない場所にもファスナーテープを配置します。

風対策と使用しないときの収納位置
風への追加対策として、ストッパーも取り付けます。
自宅にあった 100 均のフロアクッションの端切れを使い、ファスナーテープで貼り付けます。


ダクトパネルの収納に困るので窓の開閉しない側にも取り付けられるようにします。
ファスナーテープを配置します。写真に写っていない場所にも配置します。

ダクトパネルを使用しないときは窓の開閉しない側に取り付けます。

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ダクトパネル設置後の見た目と使用感
ダクトパネル|室内側からの見た目
ダクト未接続の状態です。

ダクトを接続時の状態です。

全体像です。
網戸を閉じた状態で設定しているので虫の侵入の心配はありません。

ダクトパネル|屋外側からの見た目


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まとめ:スポットクーラーのダクトパネル、自作できる!
縦滑り出し窓に対応したダクトパネルを、自作で1,200円ほどで作ることができました。
市販品では対応が難しい窓タイプでも、プラダンと手持ちの材料で十分に快適な環境が整います。
一見むずかしそうな「縦滑り出し窓」でも、プラダンを使えば意外と簡単&安価にダクトパネルを自作できます。
網戸を閉じたまま使えて、虫や雨の侵入も防げるこのパネルは、スポットクーラーの使用をより現実的にしてくれました。
「窓が特殊だから…」とあきらめる前に、自作という選択肢を検討してみてください。
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