要約
WordPress でブログを運用するにあたり、フォームに対するスパムエントリに reCaptcha で対策します。
WordPress のプラグイン「reCaptcha by BestWebSoft」を導入します。
Invisible reCaptcha
※ 2024 年 6 月現在 ※
ネット上では、Invisible reCaptcha をおすすめし、導入手順を紹介している記事がヒットしますが、使用しません。
2022 年頃から更新がされていないようで、最新バージョンの WordPress に対応されてないようです。
実際、インストールしましたが不具合があり、設定画面で不正に「設定」ボタンがたくさん並んで表示されてしまいました。
WordPress のセキュリティ対策方法を検討した記事もご参照いただけますと幸いです。
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reCaptcha by BestWebSoft の導入方法
インストール手順
WordPress の管理画面で「メインナビゲーション」から「プラグイン」をクリックします。
クリックするとワークエリアに「プラグインを追加」の画面が表示されます。
画面右上のキーワード入力ボックスに「reCaptcha by BestWebSoft」と入力します。
検索結果の「reCaptcha by BestWebSoft」を確認します。作者は「BestWebSoft」です。
「今すぐインストール」ボタンをクリックします。
有効化手順
インストール完了後「reCaptcha by BestWebSoft」を有効化します。
「有効化」ボタンをクリックします。
有効化が完了します。
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設定手順 「サイト キー」と「秘密鍵」以外編
※「サイト キー」と「秘密鍵」の設定手順は後述します。
WordPress の管理画面で「メインナビゲーション」から「reCaptcha」の「設定」 をクリックします。
ワークエリアに表示される「reCaptcha 設定」の「設定」をクリックします。
「reCaptcha バージョン」を選択します。
2024 年 6月時点で最新版の「バージョン 3」を選択します。
「の reCaptcha を有効にする」を初期値のまま(全てのチェックが ON)にします。
今後、必要に応じて設定を見直します。
表示の不具合と思われますが「の reCaptcha を有効にする」と表示されています。
ワークエリアの「reCaptcha 設定」を下へスクロールします。
「reCaptcha ドメイン」を初期値(google.com)であることを確認します。
「reCaptcha バッチを非表示」を初期値のまま(チェックが OFF)にします。
「スコア」を初期値のまま(0.5)にします。
今後、必要に応じて設定を見直します。
ワークエリアの「reCaptcha 設定」を下へスクロールします。
「reCaptcha を非表示にする」を初期値のまま(全てのチェックが OFF)にします。
「許可リスト通知」を初期値のまま(あなたは許可リストに登録されています)にします。
「高度な保護」を初期値のまま(チェックが OFF)にします。
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設定手順 「サイト キー」と「秘密鍵」編
reCAPTCHA の導入には Google reCAPTCHA を利用します。
Google reCAPTCHA は Google が提供するサービスですので利用には Google アカウントが必要です。
Google アカウントの作成方法は以下をご参照いただけますと幸いです。
Google reCAPTCHA(公式サイト)にアクセスします。
「v3 管理コンソール」をクリックします。
「← 新しいサイトを登録する」画面を確認します。
「Switch to create a leagacy key」が表示されている場合はクリックします。
「ENTERPRISE API を使用」が表示されている場合はそのまま進みます。
「← 新しいサイトを登録する」画面で「ラベル」を入力します。
「ラベル」はこの reCAPTCHA を識別する任意の名前になります。
「← 新しいサイトを登録する」画面で「reCAPTCHA タイプ」で「reCAPTCHA v3」を選択します。v3 は 2024 年 6 月時点の最新バージョンとなります。
「← 新しいサイトを登録する」画面で「ドメイン」に自身のブログの独自ドメイン名を入力します。
「← 新しいサイトを登録する」画面で「オーナー」に Google アカウント名が表示されます。
表示内容が正しいことを確認します。
「← 新しいサイトを登録する」画面で reCAPTCHA 利用条件を確認後、「reCAPTCHA 利用条件に同意する」のチェックを ON にします。
「← 新しいサイトを登録する」画面で「アラートをオーナーに送信する」が ON であることを確認します。アラートが不要の場合はチェックを OFF にします。
アラートをオーナーに送信する
設定エラーや不審なトラフィックの増加など、サイトで問題が検出された場合にアラートを受け取れます。
「← 新しいサイトを登録する」画面で「送信」ボタンをクリックします。
「サイトに reCAPTCHA を追加する」画面でオレンジ下線の箇所に 1 つ前の画面で入力した自身のブログの独自ドメイン名が表示されます。表示内容が正しいことを確認します。
サイトキーが表示されていますので「サイトキーをコピーする」をクリックします。
ここからは Google reCAPTCHA の画面と WordPress の管理画面を操作するので、ブラウザの新しいウィンドウで WordPress の管理画面も開き、2 画面を表示することをおすすめします。
WordPress の管理画面で「メインナビゲーション」で「reCaptcha」をクリックし、ワークエリアの「設定」 をクリックします。
先ほど Google reCAPTCHA の画面でコピーしたサイトキーを「サイト キー」欄に貼り付けます。
Google reCAPTCHA の画面にシークレットキーが表示されていますので「シークレットキーをコピー」をクリックします。
WordPress の管理画面に戻り、Google reCAPTCHA でコピーしたシークレットキーを「秘密鍵」欄に貼り付けます。
「reCaptcha をテストする」ボタンをクリックします。
「「試験確認書」を提出してください」と表示されますので、そのまま「テスト検証」の完了を待ちます。
「サイト キー」欄、「秘密鍵」欄の下にあたりに緑色のチェックマークが表示され、「検証は正常に完了しました。」と表示されます。
「reCaptcha 設定」画面を下へスクロールし「変更内容を保存」をクリックします。
以上で完了です。
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まとめ
- フォームに対するスパムエントリ対策で WordPress のプラグイン reCaptcha by BestWebSoft を導入しました。
- Invisible reCaptcha は更新が止まっているのようなので使用しません。
- Google reCaptcha で サイトキーとシークレットキー(秘密鍵)の取得が必要です。
- WordPress に reCaptcha by BestWebSoft プラグインをインストールします。
- WordPress 管理画面で「メインナビゲーション」の「reCaptcha」-「設定」から「reCaptcha 設定」を行います。
- Google reCaptcha を使用するので、Google アカウントが必要です。
- お問い合わせフォームは Google Forms を利用しています。
【参考記事】
Google アカウントの作成手順
Google アカウントの作成方法は以下をご参照いただけますと幸いです。
Google Forms を利用したお問い合わせフォームの導入方法
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