Adobe Acrobat および Reader の脆弱性 2024年9月11日

脆弱性情報
スポンサーリンク

要約

Adobe Acrobat および Reader の脆弱性が報告され、セキュリティ更新プログラムが公表されました。

脆弱性を悪用された場合、アプリケーションプログラムが異常終了したり、攻撃者によってパソコンを制御されたり、様々な被害が発生するおそれがあり、攻撃が行われた場合の影響が大きいです。

対策は、アドビ社から提供されている最新版の適用となります。

【情報処理推進機構(IPA)より引用】

概要

2024年9月11日(日本時間)に Adobe Acrobat および Reader に関するセキュリティ更新プログラムが公表されています。
これらの脆弱性を悪用された場合、アプリケーションプログラムが異常終了したり、攻撃者によってパソコンを制御されたりして、様々な被害が発生するおそれがあります。

攻撃が行われた場合の影響が大きいため、早急にセキュリティ更新プログラムを適用してください。

対象

Acrobat DC(Continuous)
24.003.20054 およびそれ以前のバージョン (Windows)
24.002.21005 およびそれ以前のバージョン (macOS)

Acrobat Reader DC(Continuous)
24.003.20054 およびそれ以前のバージョン (Windows)
24.002.21005 およびそれ以前のバージョン (macOS)

Acrobat 2024(Classic 2024)
24.001.30159 およびそれ以前のバージョン (Windows)
24.001.30159 およびそれ以前のバージョン (macOS)

Acrobat 2020(Classic 2020)
20.005.30655 およびそれ以前のバージョン (Windows)
20.005.30655 およびそれ以前のバージョン (macOS)

Acrobat Reader 2020(Classic 2020)
20.005.30655 およびそれ以前のバージョン (Windows)
20.005.30655 およびそれ以前のバージョン (macOS)

対策

脆弱性の解消 – 更新プログラムの適用
アドビ社から提供されている最新版に更新してください。

スポンサーリンク






IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)とは

IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)は、日本の政府機関で、情報技術の促進とサイバーセキュリティの向上を目的としています。経済産業省の所管の下で運営され、ITに関する幅広い分野での施策を支援しています。

主な活動内容には以下が含まれます。

  • 情報セキュリティの向上
    情報セキュリティに関する教育、啓発、基準の策定を行い、企業や個人に対して安全なIT環境の提供を推進します。
  • ソフトウェア開発支援
    優れたソフトウェア技術の普及や開発支援を通じて、IT業界の技術力向上をサポートしています。
  • IT人材育成
    IT人材の教育や資格認定を通じて、高度なITスキルを持つ人材を育成しています。これには、「情報処理技術者試験」などの国家試験が含まれます。
  • 脆弱性対策
    脆弱性情報の収集、公開、および対応支援を行い、企業が適切にセキュリティ対策を講じられるよう支援しています。
  • サイバーセキュリティの推進
    脆弱性情報の公開やセキュリティ対策の啓発を行い、企業や個人が安全にIT技術を利用できるようにしています。

スポンサーリンク






タイトルとURLをコピーしました