要約
東日本電信電話株式会社(NTT 東日本)が提供する複数のホームゲートウェイ/ひかり電話ルータには、アクセス制限不備(CWE-451)の脆弱性が存在します。
当該製品の WAN 側 IPv6 アドレスを特定した攻撃者によって、WAN 側から当該製品の設定画面にアクセスされる可能性があります。
対策は、開発者が提供する情報をもとにファームウェアの最新版へのアップデートとなります。
【JVNより引用】
JVN#78356367
複数のNTT東日本製ホームゲートウェイ/ひかり電話ルータにおけるアクセス制限不備の脆弱性影響を受けるシステム
- ひかり電話ルータ RT-400MI Ver.09.00.0015およびそれ以前
- ひかり電話ルータ PR-400MI Ver.09.00.0015およびそれ以前
- ひかり電話ルータ RV-440MI Ver.09.00.0015およびそれ以前
- ホームゲートウェイ/ひかり電話ルータ PR-500MI/RS-500MI/RT-500MI Ver.08.00.0004およびそれ以前
- ホームゲートウェイ/ひかり電話ルータ PR-600MI/RX-600MI Ver.01.00.0008およびそれ以前
なお、上記製品は西日本電信電話株式会社(NTT西日本)からも提供されていますが、本脆弱性の影響を受けるのはNTT東日本エリアで契約している場合のみです。
想定される影響
当該製品のWAN側IPv6アドレスを特定した攻撃者によって、WAN側から当該製品の設定画面にアクセスされる可能性があります。
対策方法
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版にアップデートしてください。