簡単！収益化を目指すためにWordPressブログを始める方法 2025年1月版

要約
WordPress ブログで収益化を目指す準備
Googleアドセンスの審査基準を理解し、WordPressを設定する
Cocoonテーマ Tips
1. Cocoonカスタマイズ｜目次

要約

この記事では、WordPressでブログを開設し、Googleアドセンスの審査に合格するために必要な準備について解説します。
サーバ契約、ドメイン取得、そしてWordPressの設定方法など、アドセンス審査を通過するために押さえておくべき重要なポイントを紹介します。

この記事は文字が多くなっていますが、リンク先の詳細情報は画像を多く使って解説していますので、ご参照いただけますと幸いです。🙇

収益化に向けた具体的な準備として、以下のステップを順を追って解説します。

ConoHa WINGの契約とWordPress かんたんセットアップ（概要）
ConoHa WINGのサーバを契約して、WordPressかんたんセットアップでWordPressをインストールし、ブログの運営基盤を整えます。

WordPress セキュリティ対策
- Two-Factorプラグインを導入
  セキュリティを強化するために、二段階認証を設定します。
- reCaptcha by BestWebSoftプラグインを導入
  スパムやボットからの攻撃を防ぐため、最初にセキュリティ対策を施します。
- SiteGuardプラグインを導入
  サイトのセキュリティをさらに強化するために、SiteGuardを導入します。
WordPressのバックアップ対策
BackWPupプラグインを活用して、WordPress環境のバックアップを確実に行い、万が一のトラブルに備えましょう。

お問い合わせフォーム設置
アドセンス審査に向けて、お問い合わせフォームを設置します。

WordPress おすすめプラグイン
- XML Sitemap Generator for Google
  XMLサイトマップを簡単に生成できるプラグインです。
- IndexNow
  検索エンジンに新しいコンテンツや更新情報を迅速に通知するためのプラグインです。
- Broken Link Checker（無料版）
  自動でリンク切れを検出し、修正箇所を効率的に把握できるため、サイト管理がスムーズになります。
- FileBird Lite（無料版）
  メディアライブラリ（画像やその他ファイル）を効率的に整理できるプラグインです
- WP Multibyte Patch
  日本語を含むマルチバイト文字に対応するためのプラグインです。

Google Search Consoleの導入
SEO対策のために検索パフォーマンスをチェックします。

Bing WebMaster Toolsの導入
SEO対策のために検索パフォーマンスをチェックします。Google サーチコンソールのBing版の位置づけです。

Google アナリティクスの導入
サイト訪問者の動向を解析するためにGoogleアナリティクスを設定します。

WordPress ブログで収益化を目指す準備

ブログ始め方｜ブログ開設に必要なもの

ブログの開設には以下が必要です。

サーバ
ドメイン
CMS（Content Management System）

ブログ開設に必要なもの｜サーバ

ウェブサイトをインターネット上に公開するには「サーバ」が必要です。
サーバはブログの「保管庫」のようなもので、ブログの記事や画像、デザインなどのデータを保存します。また、保存されたデータはインターネットを通じて他の人がアクセスできるようになります。

ブログ開設に必要なもの｜ドメイン

ブログをインターネット上に公開するためには、「ドメイン」も必要です。
ドメインとは、ウェブサイトの住所のようなもので、インターネット上であなたのブログを見つけるための名前（例: google.co.jp）です。

ブログ開設に必要なもの｜ドメインの役割

訪問者がサイトにアクセスするための名前
ドメインがなければ、ウェブサイトにアクセスするには複雑な数字（IPアドレス）を入力しなければなりません。
- 例: 192.168.1.1 → わかりにくい
- 例: google.co.jp → わかりやすい！
ブランドの一部として機能
短く覚えやすいドメインは、ブログの信頼性やブランドイメージを向上させます。

ブログ開設に必要なもの｜WordPressなどのCMS（Content Management System）

CMS（Content Management System）とは、ウェブサイトやブログのコンテンツを簡単に作成、編集、管理するためのソフトウェアやプラットフォームのことです。
技術的な知識が乏しくても、CMSを使えば直感的な操作でウェブサイトの構築や運営が可能です。

詳細は割愛しますが、「収益化をめざす」してブログを始めるのであれば、有料になりますがWordPress一択と考えてよいと思います。

ブログ始め方｜サーバ契約とドメイン取得の基本

先述のとおり、ブログを運営するためには、まずサーバ契約とドメイン取得の2つが不可欠です。

サーバを選ぶポイント

サーバを選ぶ際には、以下のポイントを検討するとよいです。

パフォーマンスと信頼性
サーバの稼働率や速度が重要です。ブログがスムーズに動作し、訪問者が快適に閲覧できるように、信頼性の高いサーバを選びましょう。

コスト
初心者には、最初は安価で使いやすいサーバを選ぶことが重要です。月額料金や契約期間など、予算を考慮して選びましょう。

サポート体制
サーバの設定や運用に不安がある場合、サポートがしっかりしているサーバを選ぶと安心です。初心者でも簡単に問い合わせできるサポートがあると便利です。

将来のスケーラビリティ
初心者の段階では小さなサーバから始めても問題ありませんが、ブログの成長に合わせてスケールアップできるサーバを選ぶと、後々楽になります。

レンタルサーバの種類（共有サーバ、VPSなど）

サーバにはいくつかの種類がありますが、初心者には以下の2つが一般的です。

レンタルサーバの種類｜共有サーバ

共有サーバは、複数のサイトが1つのサーバを共有して利用するタイプのサーバです。コストが低いため、ブログ初心者におすすめですが、他のサイトの影響を受ける可能性がある点に注意が必要です。
ConoHa WING は共有サーバに分類されます。（ConoHa VPSは下記のVPSに分類されます）

レンタルサーバの種類｜VPS（仮想専用サーバ）

VPSは、1つの物理サーバを仮想的に分けて使用することで、独立したサーバ環境を構築できます。共有サーバに比べて安定性や自由度が高いですが、初心者には設定が少し難しい場合があります。

初心者におすすめのサーバ（ConoHa WING、Xserverなど）

おすすめのサーバはConoHa WINGです。
特にConoHa WINGは、以下の理由から初心者に適しています。

高速で安定したパフォーマンス
ConoHa WINGは、日本国内のデータセンターを使用しているため、高速で安定した動作が期待できます。特に、ブログの表示速度はSEOにも影響するため、パフォーマンスが良いサーバを選ぶことは重要です。

簡単な管理画面
ConoHa WINGは、初心者でも簡単に操作できる管理画面を提供しており、直感的に使えるため、サーバの設定や管理が簡単です。特に、初めてのサーバ運営でも安心して使うことができます。

WordPressかんたんセットアップ機能
この機能を使えば、WordPressをインストールできるため、初心者でもすぐにブログを始められます。また、WordPress専用のプランが用意されているため、最初の設定もスムーズに進められる点が大きなメリットです。

手頃な価格帯
ConoHa WINGは、価格が非常にリーズナブルであり、月額料金が手頃です。初心者にとって、コストを抑えながら品質の高いサーバを利用できる点は大きなメリットです。

充実したサポート体制
ConoHa WINGは、サポートが充実しており、初心者でも困ったときに安心して相談できる体制があります。24時間対応のサポートがあるため、ブログ運営中に問題が起きてもすぐに解決できます。

豊富な機能と拡張性
ConoHa WINGは、最初はシンプルなプランを選び、ブログが成長するにつれてプランを変更したり、機能を追加したりすることができます。これにより、ブログの規模に合わせてスムーズに運営を続けられます。

また、Xserverも初心者にとって安定性が高く、人気のあるレンタルサーバです。Xserverは、特にアクセスが多いブログを運営する場合や、将来的にスケールアップを考えている方におすすめです。

今からブログを始めるなら ConoHa WING がおすすめ

ConoHa WINGは、使いやすさ、高い性能、そしてリーズナブルな価格のバランスが抜群で、初心者におすすめのサーバです。信頼性の高いサーバを使うと、スムーズにブログを運営できるようになります。

さらに、ConoHa WINGは多くの利用者がいるため、インターネット上でトラブルや疑問点の解決策を簡単に見つけることができるのも大きな利点です。困ったときにすぐに解決方法を見つけられる安心感があります。

ConoHa WINGの契約はおおまかに以下のステップとなります。詳細は後述のリンク先でご確認ください。

公式サイトにアクセス
ConoHa WING の公式サイトにアクセスします。

プランを選択
利用目的に応じてプランを選択します。初めてブログを始める場合は「ベーシックプラン」がおすすめです。
WordPress かんたんセットアップ
WordPressサイトの開設、移行を無料でサポートする機能です。画面の指示に従って項目を選択して進めます。

ドメインの選択または取得
無料で独自ドメインを取得できるキャンペーンが利用できる場合もあるため、確認して活用しましょう。

必要情報の入力と支払い
アカウント情報を入力し、支払い方法を選択します。手続きが完了すると、すぐにサーバの利用を開始できます。

ブログ始め方｜ConoHa WINGの契約とWordPress かんたんセットアップ

ConoHa WINGの契約とWordPress かんたんセットアップの詳細は以下の記事をご参照いただけますと幸いです。

ConoHA WING 契約・設定方法 2024年5月版

ConoHA WING の契約・設定方法をご紹介します。 2024年5月版

Googleアドセンスの審査基準を理解し、WordPressを設定する

ブログ収益化｜Googleアドセンスの審査基準を理解する

Googleアドセンスの審査に合格するためには、いくつかの重要な基準があります。これらの基準を理解し、ブログを審査基準に沿って整備することが、審査通過のカギとなります。

詳細はGoogle公式サイトのサイトのページが AdSense のご利用条件を満たしているか確認するをご確認ください。

以下に、アドセンス審査の主要な基準を簡単に紹介します。

コンテンツの質
サイトのナビゲーションと使いやすさ
サイトデザインとユーザー体験（UX）
プライバシーポリシーとお問い合わせフォーム
サイト運営歴と安定性
アクセス解析（Google Analytics、Google Search Console）

Googleアドセンスの審査基準｜コンテンツの質

アドセンスでは、コンテンツの質が最も重視されます。
オリジナルで有益なコンテンツであること。
コピーコンテンツや他サイトからの転載ではなく、独自性があり、読者に価値を提供する内容が求められます。
また、ネット上では少なくとも10～20記事のオリジナルなコンテンツが必要という情報をよく見かけます。

Googleアドセンスの審査基準｜サイトのナビゲーションと使いやすさ

サイトを訪れたユーザーが迷わずにコンテンツにアクセスできるよう設計をすることが重要です。

訪問者が求める情報にすぐにアクセスできるように、カテゴリーやタグをうまく活用し、整理されたメニュー構成にしましょう。
記事同士を関連性のある内容でリンク（内部リンク）させることで、読者が他の記事も閲覧しやすくなります。

Googleアドセンスの審査基準｜サイトデザインとユーザー体験（UX）

サイトのデザインが見やすく、訪問者にとって使いやすいことが求められます。これにより、ユーザーの滞在時間や回遊率が高まることを期待されます。

目に優しく、広告やポップアップが過剰でないデザインが推奨されます。
スマートフォンでサイトを閲覧するユーザーが多いため、レスポンシブデザイン（モバイルにも対応したデザイン）にすることも重要です。

Googleアドセンスの審査基準｜プライバシーポリシーとお問い合わせフォーム

アドセンスの審査基準において、サイトの信頼性を高めるためにも、「プライバシーポリシー」と「お問い合わせフォーム」が必要です。これらは、サイト訪問者に対して透明性と安心感を提供するために必要です。

Googleアドセンスの審査基準｜サイト運営歴と安定性

アドセンスの審査基準では、サイト運営歴も一定の目安になります。新しいサイトでも審査に通ることはありますが、最低でも2～3ヶ月程度の運営歴があると、審査が通りやすくなります。また、サイトが安定して運営されていることが求められます。

アクセス解析（Google Analytics、Google Search Console）

公式で明言されている内容ではありませんが、ブログを運用するにあたり、GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールを導入して、アクセス状況をしっかり把握し、改善できる体制を整えておくと良いでしょう。

ブログ収益化｜WordPress セキュリティ対策

Googleアドセンスはサイトの信頼性や安全性を非常に重視していると考えられます。そのため、WordPressの管理画面に対するセキュリティ対策をしっかり行うことは、サイトが適切に管理されていることを示し、外部からの攻撃や不正アクセスのリスクを最小限に抑えるために重要です。これにより、Googleがサイトの運営者を信頼できると判断する材料となり、アドセンス審査においても有利に働く可能性が高いと考えられます。

WordPress セキュリティ対策として、以下のプラグインの導入をおすすめします。

Two-Factorプラグインを導入
SiteGuardプラグインの導入
reCaptcha by BestWebSoftを導入

WordPress セキュリティ対策｜Two-Factorプラグインを導入

Two-Factor認証（2FA）は、WordPressのセキュリティを強化するために非常に効果的な手段です。このプラグインを導入すると、サイト管理者のログイン時に二重の認証プロセスが必要になります。
具体的には、パスワードに加えて、確認用のコード（例：SMS、アプリによるコード生成など）を入力することで、アカウントへの不正アクセスを防ぎます。

Two-Factorプラグインの導入手順の詳細は以下の記事をご参照いただけますと幸いです。

簡単！WordPress管理画面 2要素認証 Two-Factorの導入手順 (Microsoft Authenticator 利用) 2024年12月版

WordPress のプラグイン「Two-Factor」の導入方法 (Microsoft Authenticator を利用) をご紹介します。2024年7月版

WordPress セキュリティ対策｜SiteGuard WP Pluginを導入

SiteGuard WP Pluginは、WordPressサイトのセキュリティを包括的に強化するためのプラグインです。特に、日本のセキュリティソフトウェア企業である「JP-Secure」が提供しているため、日本国内での使用環境に最適化されています。以下は、SiteGuard WP Pluginを導入することで得られる主なメリットです。

不正ログイン攻撃の防御
ブルートフォース攻撃や辞書攻撃から管理画面を守るため、ログイン試行回数を制限し、不正アクセスをブロックします。

ログインページのURLを隠せる
ログインページのURLを変更し、攻撃対象として特定されにくくすることで、セキュリティを向上させます。

IPアドレスによるアクセス制限
特定のIPアドレスからのアクセスのみを許可する設定が可能で、不審なアクセスを効果的に遮断できます。

ログインアラート機能
管理画面へのログインが発生すると通知が届くため、不審なアクセスにいち早く対応できます。

SiteGuard WP Pluginの導入手順の詳細は以下の記事をご参照いただけますと幸いです。

WordPress SiteGuard WP Plugin の導入方法 2024年7月版

WordPressのプラグイン「SiteGuard WP Plugin」の導入方法を導入をご紹介します。2024年7月版

WordPress セキュリティ対策｜reCaptcha by BestWebSoftを導入

reCAPTCHAは、Googleが提供するスパムやボットからの攻撃を防ぐためのセキュリティ機能です。特に「reCAPTCHA by BestWebSoft」プラグインは、WordPressサイトに簡単に導入でき、管理画面のログインページ、コンタクトフォームやコメント欄などにボットからの不正アクセスを防止するための保護機能を提供します。

reCaptcha by BestWebSoftプラグインの導入手順の詳細は以下の記事をご参照いただけますと幸いです。

必見！WordPress reCaptcha by BestWebSoft の導入手順 2024年12月版

WordPress のプラグイン reCaptcha by BestWebSoft の導入の手順をスクショを用いてお届けします。

ブログ収益化｜WordPressのバックアップ対策

BackWPupプラグインを活用し、WordPress環境のバックアップを確実に設定して、万が一のトラブルに備えましょう。

BackWPupプラグインとは、WordPressサイトのバックアップを簡単に設定・管理できるプラグインです。このツールを使用することで、データの損失やシステムのトラブルに備えて、サイト全体のバックアップを定期的に作成できます。

BackWPupプラグイン｜詳細手順

BackWPupプラグインの導入手順の詳細は以下の記事をご参照いただけますと幸いです。

簡単！WordPress のサイト（ブログ）をバックアップする BackWPup の導入方法 2024年7月版

WordPress で作成したブログをバックアップするための BackWPup プラグインを導入方法を紹介します。なにかの参考になりましたら幸いです。

ブログ収益化｜お問い合わせフォーム設置

お問い合わせフォームは、ユーザーとの連絡手段として重要であり、Googleアドセンスの審査においても必要な要素とされています。
サイト運営者が訪問者と簡単に連絡を取る手段を提供していることは、信頼性を高める要素として評価される可能性があります。

WordPressサイトにお問い合わせフォームを設置する際に人気のある方法として以下があります。

初心者向け
WPForms（特に無料版）やGoogle Formsが使いやすく、すぐに利用できる。

カスタマイズ性で有利
Contact Form 7 や Ninja Forms が適していますが、ある程度の設定やカスタマイズが必要。

高度な機能が必要
Formidable FormsやWPForms（有料版）を使うことで、より多機能なフォームを作成可能です。

サイトのニーズやスキルレベルに応じて、最適なフォームプラグインを選定するとよいです。

ここでは、Google Formsを利用した方法をご紹介します。

Google Forms｜詳細手順

Google Formsを利用したお問い合わせフォームの導入方法の詳細は以下の記事をご参照いただけますと幸いです。

簡単！無料 WordPressでGoogle Formsを利用したお問い合わせフォームの導入方法 2024年7月版

Google Formsを使って、WordPressブログに簡単にお問い合わせフォームを導入する方法をステップバイステップでご紹介します。初心者でも安心して実践できる手順を解説！

ブログ収益化｜WordPress おすすめプラグイン

WordPressを利用しているサイトでは、適切なプラグインを導入することで、サイト管理の効率化やSEO効果の向上が期待できます。
以下におすすめのプラグインをご紹介します。
プラグインのインストール方法、有効化方法は先述のWordPress セキュリティ対策、WordPressのバックアップ対策を参考にしていただければ幸いです。