【速報】現在確認できている障害
現在、確認できている大規模な障害はありません。
ただし、SNSやクラウドサービスにおける障害は突発的かつ一時的に発生することがあり、利用環境や時間帯によっては一部ユーザーのみに影響が出るケースもあります。
本記事では、こうした障害に遭遇した際に「自分の環境の問題か、サービス全体の問題か」を見極めるためのチェックポイントや、過去の事例、対応方法について解説しています。
投稿・表示・送信できない?SNSやオンラインサービスの「障害」も疑おう
SNSやメール、チャットツールなど、日常的に使っているオンラインサービスで突然「投稿できない」「表示されない」「送信エラーが出る」といったトラブルに遭遇することがあります。こうした現象は、端末や通信環境の不調ではなく、サービス提供元のサーバー障害が原因である場合も少なくありません。このセクションでは、代表的な障害の種類や、その初動確認のポイントを解説します。
障害情報は「DownDetector」で即チェック
障害の有無を判断する際は、以下の情報源を使って「自分だけの問題か」「全体の障害か」を切り分けましょう。
- ✅ DownDetector(ダウンディテクター)
- SNS、クラウドサービス、通信会社など幅広く対応
ブラウザで「X 障害 リアルタイム」のように検索すると、検索結果に DownDetector が表示されるのでそこから参照するのが簡単です。

検索結果からDownDetectorにアクセスすると、サービスごとの障害状況が確認できます。障害が発生している場合は、グラフが赤色で表示されます。

Xで起こりやすい障害例
X では、以下のような障害が発生することがあります。
- 投稿が反映されない(エラー表示になる)
- 予約投稿が保存されない・公開されない
- タイムラインが更新されない/画像が表示されない
Instagram・YouTubeでも発生する不具合とは?
Meta社やGoogle社が提供するサービスでも、類似の障害が起こることがあります。
- InstagramでストーリーやDMが投稿できない
- Facebookで「いいね」やコメントが反映されない
- YouTubeで動画が再生されない/コメント欄が消える など
一部のユーザーだけに現れる障害もあり、発見が遅れるケースも見られます。
Microsoft 365やGoogle Workspaceでも障害が発生することがある
ビジネスで利用されるMicrosoft 365(Outlook/Teamsなど)やGoogle Workspace(Gmail/Googleドキュメントなど)でも、定期的に障害が発生しています。
- Outlookでメールの送受信ができない
- Teamsでチャットが同期されない
- Gmailの受信が止まる/送信エラーになる
- Googleスプレッドシートが読み込めない・保存されない
とくに企業・学校などで利用されるケースが多いため、影響は広範囲に及び、SNSよりも実害が大きくなる可能性もあります。
スポンサーリンク
SNS障害が起きたときのチェックリスト
投稿ができない、画面が真っ白、予約投稿が消えた……そんなトラブルに遭遇したとき、まずは冷静に状況を整理することが大切です。SNSやクラウドサービスは「自分の環境だけが原因」なのか、「サービス全体に障害が発生している」のかを切り分けることで、対応方針が大きく変わります。このセクションでは、障害が疑われる際に確認すべきポイントをわかりやすく紹介します。
GoogleからDownDetectorを検索する
Googleで「X 障害 リアルタイム」のように検索し、検索結果に DownDetector を確認する。


まずはアプリ・ブラウザを再起動してみる
もっとも基本的な確認手順です。アプリやブラウザが一時的にフリーズしていたり、表示の読み込みが止まっていたりするだけの場合、再起動によって改善することがあります。
- スマホアプリなら完全終了→再起動
- ブラウザ利用の場合は、キャッシュのクリアも効果的
「自分だけの問題」かどうかの確認にもなります。
Wi-Fiとモバイル回線を切り替えて試す
通信環境の不具合で、SNSやクラウドサービスにアクセスできないケースもあります。Wi-Fiとモバイルデータ通信を切り替えて再読み込みしてみましょう。
- 自宅Wi-Fiが不安定なときに役立ちます
- 逆に、Wi-Fiが使える環境ではモバイル回線の制限もチェック
通信そのものが遮断されているのか、サービスだけが落ちているのかを判断できます。
PCとスマホの両方で同じ現象か確認する
スマホで障害が起きていても、PCでは正常に動作するケースがあります。別の端末で同じ操作を試してみることで、アプリ側の不具合か、サーバー側の障害かが見えてくることも。
- SNSやクラウドサービスは端末依存の挙動差が出やすい
- 特にMicrosoft 365など、アプリとWeb版で挙動が異なることもある
公式アカウントや運営の発表を確認
サービスの提供元が、Xやステータスページなどで障害情報を発信していることがあります。
- X(旧Twitter)の公式アカウント
- Microsoftの障害情報ページ
- Googleのサービス状況
「いま不具合が起きている」という情報があれば、無理に操作を繰り返すより、復旧を待つ判断がしやすくなります。
過去の障害
2025年5月:ChatGPTが一時的に不能に
以下は筆者が障害に遭遇した時に発信したポストです。
Open AI ChatGPT が障害のようです。
— 自由なにゃんこ (@2abundant2free) May 2, 2025
稀によくある印象です。 pic.twitter.com/W8AsoSKosc
上記のポストの埋め込みだとグラフの右端が見切れてしまうので、画像も掲載します。

2025年5月:Xの予約投稿が一時的に不能に
以下は筆者が障害に遭遇した時に発信したポストです。
Xで予約投稿できない事象が発生しています。
— 自由なにゃんこ (@2abundant2free) May 22, 2025
障害の影響でしょうか。 pic.twitter.com/ec7873aUXW
2025年7月:Xが一時的に不能に
Xで通信障害が起こっています。 pic.twitter.com/4Ew1xdRWQt
— TOYO (@toyo1126Q17) July 2, 2025
過去にも起きたInstagramの表示不具合
Instagramでも過去にたびたび障害が発生しており、ユーザーから多数の報告が上がっています。代表的な不具合の例は以下のとおりです。
- 投稿が読み込まれない(フィードが真っ白になる)
- ストーリーが表示されない・再生されない
- 「いいね」やコメントが急に消える
- フォロワー数が一時的に大幅に減少する
特に2024年10月には、日本国内でも「ストーリーが投稿できない」「通知が遅れる」といった障害が広範囲で発生しました。Instagramは画像や動画が中心のSNSであるため、視覚要素に関する不具合が出ると体感的な影響が大きく、混乱しやすい傾向にあります。
また、Meta社(Instagram・Facebookなど)では複数サービスが同時に障害を起こすこともあり、「Instagramがおかしい」と感じたときは、FacebookやThreadsなど関連サービスも併せてチェックすることが大切です。
予約投稿ができないときの代替ツール
※使い方や料金体系などの詳細は、各サービスの公式サイトを確認してください。以下では概要のみを紹介します。
公式の予約投稿や投稿機能が一時的に使えないとき、「Postマネ」や「Multi Post」「Buffer」などの外部ツールを活用することで障害回避が可能になることがあります。
- Postマネは、X・Instagram・Facebook・GoogleMyBusinessなど複数のSNSに対応し、手軽に予約投稿できると評判です。利用者からは「複数SNSへの一括予約投稿が簡単」「Instagramのリールや動画も投稿できる」と高評価が見られます。
- Multi Postは完全無料で、X(旧Twitter)やThreads、Blueskyなど複数SNSへの予約投稿が可能です。2024年12月時点での対応状況の報告もあります。
- Bufferなども代表的で、無料プランで複数アカウントの予約投稿ができるため、簡易な運用に適しています。
ただし、以下のような注意点もあります。
- 無料プランでは、投稿可能数や画像添付数に制限があるケースが多い
- 一部のツールは英語UIのみで、慣れが必要
- XのAPI変更などにより、機能が一時的に制限される可能性もある
外部ツールの導入は「緊急回避」だけでなく、通常時からのバックアップ手段としても有効です。
スポンサーリンク
まとめ|障害時でも焦らず行動するために
SNSやクラウドサービスで突然トラブルが発生すると、不安や焦りが先行してしまいがちです。しかし、障害時こそ冷静に状況を見極め、適切な対応を取ることが重要です。ここでは記事全体の内容を振り返りつつ、今後の備えとして意識しておきたいポイントを整理します。
まずは「自分の環境」か「全体の障害」かを判断
投稿できない・送信されないといった問題が発生した場合、自分の通信環境や端末の不調か、それともサービス全体の障害かを区別することが第一歩です。
- アプリや端末の再起動
- モバイル回線とWi-Fiの切り替え
- 他の端末・ブラウザでの挙動確認
といった基本的なチェックを通じて、「自分だけかどうか」を判断しましょう。
DownDetectorを活用する
サーバー側の障害が疑われる場合は、公式のステータスページやDownDetectorのリアルタイム情報を確認しましょう。これにより、「いま起きている障害なのか」「他の人も同じ状況なのか」が明確になります。
障害時用のリンクや手順をブックマークしておこう
今後も同様の障害が起きた際に慌てないためには、この記事のような障害時チェック用まとめページをブックマークしておくのがおすすめです。
- SNSで「投稿できない」「DMが送れない」と感じたとき
- クラウドサービスで「同期されない」「エラーが出る」とき
にすぐ確認できるよう、ブラウザやスマホのブックマークに登録しておくと安心です。
スポンサーリンク