ドラム式洗濯機の電気代はどれくらい?年間コストと節約のコツを解説

ドラム式洗濯機の本体と「2025年版 ドラム式洗濯機 電気代 知らないと損!?電気代の差は?」というテキストが添えられた情報パネルの写真 INFO
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ドラム式洗濯機の電気代はどれくらい?

ドラム式洗濯機の電気代は、乾燥機能の使用有無や方式によって大きく変わります。まずは1回あたり・月間・年間の目安を具体的に見ていきましょう。

1回あたりの電気代(乾燥あり・なし)

ドラム式洗濯機の1回使用あたりの電気代は、おおむね以下の通りのようです。

タイプ洗濯のみ洗濯+乾燥
ヒートポンプ式約1.5円〜3円約20〜30円
ヒーター式約1.5円〜3円約50〜60円

特に乾燥機能の有無と方式の違いで、電気代には最大2倍以上の差が出ます。

月あたり・年間の電気代シミュレーション

たとえば週5回使用する場合の電気代は以下の通りです。

タイプ月間(約20回)年間(約240回)
ヒートポンプ式約600円約7,200円
ヒーター式約1,200円約14,400円

乾燥を多用するご家庭では、年間で5,000円〜7,000円の差になることもあります。


ヒートポンプ式とヒーター式の電気代を比較

ドラム式洗濯機の乾燥方式には、ヒートポンプ式とヒーター式の2種類があり、電気代に大きな差が出ます。ここではそれぞれの特徴とランニングコストを比較します。

消費電力と方式の違い

比較項目ヒートポンプ式ヒーター式
消費電力600〜1,000W程度1,000〜1,300W超
乾燥温度低温高温
乾燥時間やや長め短め
電気代安い(省エネ)高い(速乾)
衣類への優しさ△(高温ダメージあり)

ヒートポンプ式は電気代が抑えられる反面、初期価格がやや高めです。一方ヒーター式は乾燥スピードが速いものの、電気代は割高になります。

主要メーカーの例(消費電力・型番)

メーカー型番乾燥方式洗濯〜乾燥消費電力
パナソニックNA-LX127CLヒートポンプ式約650Wh(1回)
日立BD-STX130KLヒートリサイクル式約800Wh(1回)

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電気代が高くなる原因とは?

「思ったより電気代がかかる…」という声には理由があります。このセクションでは、ドラム式洗濯機で電気代が高くなってしまう主な原因を解説します。

乾燥モードの使いすぎ

乾燥を毎回使っていると、洗濯の3〜5倍の電力を消費するため電気代が一気に跳ね上がります。

洗濯容量オーバー・小分け洗い

衣類の詰め込みすぎや、少量ずつ洗う回数が多いと、1kgあたりの効率が悪くなり、コスト増に。

フィルター・排気経路の詰まり

乾燥フィルターの詰まりや排気ダクトの汚れにより、乾燥時間が延びて余分な電力を消費します。

電気代を節約するための5つのコツ

電気代を抑えるには、使い方を少し工夫するだけで大きな効果が期待できます。今日から実践できる節約テクニックを5つに絞って紹介します。

洗濯と乾燥を使い分ける

天気の良い日は乾燥機能をオフにして自然乾燥するだけで、1回あたり30円程度の節約になります。

夜間電力の時間帯を活用する

電力契約によっては、夜間の単価が日中の半額近くになることも。深夜タイマー洗濯が効果的です。

まとめ洗いで回数を減らす

毎日洗濯するよりも、2〜3日に1回まとめて洗う方が電気・水の両方を節約できます。

フィルター掃除を習慣化

月1回以上の乾燥フィルター清掃を行えば、乾燥時間が短くなり結果的に節電に繋がります。

省エネコース・自動運転を使う

センサー制御の「エココース」「自動乾燥モード」は、洗濯物の量に応じて最適運転をしてくれるので無駄がありません。

おわりに|電気代を抑えて、賢くドラム式洗濯機を活用しよう

ドラム式洗濯機は便利な一方で、乾燥機能を多用すると電気代がかさむことがあります。
しかし、使い方を少し工夫するだけで年間数千円の節約も可能です。

買い替えを検討している方は、ヒートポンプ式モデルや省エネ機能に注目して選ぶと、長期的なコストメリットが期待できます。

💡ドラム式洗濯機をこれから選ぶ方はこちらもチェック
ドラム式洗濯機の選び方|乾燥方式や電気代の違いを徹底比較

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※本記事は、各メーカーの公式情報や実際の使用者レビューをもとに作成していますが、使用環境や製品の個体差によって感じ方には差があります。最終的な製品選びは、ご自身の判断と責任でお願いいたします。

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